日炭高松の道岸社宅跡 


浅川区・中央区に引き続き、二島道岸(どうぎし)でも炭住跡を探してみました
炭鉱住宅に特徴的な、「縦長の木製換気口(換気ガラリ)」と「ヨロイ張りの壁板」を目印としました
北九州市若松区二島で、多くの平屋建長屋跡を確認しました

( 平成19年4月-撮影 )



二島に残っている社宅跡 

浴室等の増築や外壁・窓・扉等が改装された、60棟の平屋建社宅跡を確認しました

職員用・平屋建二軒社宅の片方が残っている社宅---9棟
完全な平屋建二軒社宅のままで残っている社宅---5棟

鉱員用・平屋建四軒長屋の一部が残っている社宅---35棟
(一軒--6棟、二軒--18棟、三軒--11棟)
完全な平屋建四軒長屋のままで残っている社宅---11棟

 

道岸の西側の上部に、職員用・平屋建二軒社宅がありました--(S49・職員用・7列目)

 道岸の上部に残っている、完全な形の職員用・平屋建二軒社宅--(S49・職員用・2列目)

道岸の上部に残っている、完全な形の職員用・平屋建二軒社宅--(上の間取り図を確認) 

道岸の上部に残っている、(下の間取り図・左側) に似ている社宅跡--(S49・職員用・9列目)

 

道岸の東側の中・下部に、鉱員用・平屋建四軒長屋がありました--(2種類の間取りあり) 

道岸の下部に残っている、完全な形の鉱員用・平屋建四軒長屋--(間取り図・右側) 

道岸地区の社宅には、玄関上部に裸電球の照明が付いていました

道岸の下部に残っている、二軒が残っている鉱員用の社宅跡--(間取り図・右側)


浅川区や中央区の社宅跡には、日炭のOBや家族が住んでいますが
道岸地区の社宅跡は、OB以外の住人が殆どのようです
一部の社宅跡は、貸家となっています

国土画像情報の航空写真 (昭和49年) を見ると
上部の職員用社宅には、3〜4種類の役職別の建物配置が推測できる
(上の間取り図は、7列目の 内部を確認済みです)

鉱員用の四軒長屋には、3種類 (1種は8軒長屋か??) の建物配置が確認できる
(鉱員用右側の間取り図は、内部を確認済みです)

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現存している浅川区・中央区社宅跡」を追加


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更新日 '07/04/17



 




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